1972-06-12 第68回国会 参議院 建設委員会 第21号
○政府委員(川島博君) ただいまお話がございましたが、首都及びその周辺への人口、産業の過度集中に伴います適密の弊害を解消するためには、すでに規制の対象となっている工場、大学等に加え、東京都区部における昼間就業者数の増加数の約六割を吸収し、人口の最大の吸収要因となっている事務所についても合理的な規制措置を講ずる必要があろうと思います。
○政府委員(川島博君) ただいまお話がございましたが、首都及びその周辺への人口、産業の過度集中に伴います適密の弊害を解消するためには、すでに規制の対象となっている工場、大学等に加え、東京都区部における昼間就業者数の増加数の約六割を吸収し、人口の最大の吸収要因となっている事務所についても合理的な規制措置を講ずる必要があろうと思います。
学者でも評論家でも過疎・過密を問題にするが、適疎・適密の問題を取り上げて論議している人は非常に少ない。こういうふうな人口減少の町村はいかにして人口をふやすかということで、工場誘致をする、産業を振興させる、こういう問題で取り組んで、一時は自治体は企業と結婚したとまで言われた時代がある。その結果についてはいいところもあるし悪いところもある。